(ログインできなくなった前使っていたブログのコピペもこれで終わりです…。元URL→https://melimelo-bd.theblog.me/posts/4024739)障害者枠の就職活動(精神障害の場合)③面接障害者枠の就職活動(精神障害の場合)を3つに分けて記事にしています。1.求人の探し方2.応募書類の作成3.面接今回はラストとなる、面接について書いていきます。清潔感のある身だしなみで行って笑顔でハキハキと受け答えするなどは基本ですし、志望動機や自己PRをスムーズに言えるように準備しておくなどは、健常者も同じなので割愛します。【応募書類の作成】で書いたように、精神障害の場合は就職活動において障害受容と病気に関する自己分析が非常に大きなポイントとなります。双極性障害における障害受容については大きく分けると以下のように感じました。①自分の言葉で自分の双極性障害を説明できるか②症状が出る契機となるのは何か③症状が出る兆候は何かあるのか④症状が出た際にどのように対処しているのか⑤症状を出ないようにしている工夫⑥企業側に配慮してほしいこと「症状出てません!元気です!配慮も不必要です!」というアピールは、企業側からしてみると「本当なのか?」となると聞いたので、自分の病気についてしっかりと自己分析をした上で素直に答えるのが良いでしょう。①~⑥の答えを考える際には、過去に書いた日記の振り返...
Meli Melo
双極性障害患者の小説と病気のお話。
(またしても前使っていたブログにログイン出来なくなったので、コピペします。元URL→https://melimelo-bd.theblog.me/posts/4024728)障害者枠の就職活動(精神障害の場合)②応募書類の作成本題の前に、先日ある外資系企業から内定を頂きました。ハローワークを利用していたときとエージェントを利用していたときを合わせると、書類選考は何社受けたか分かりません。因みに、ハローワークのみを利用していたときは、書類作成をしながらだったこともあり、半年間ほど掛けても書類通過すら数社でしたが、エージェントを利用してからは書類通過率が80%になり、約2ヶ月で内定を頂けました。エージェントを利用するようにお薦めする訳ではないのですが、自分に合った就活スタイルを確立するのが良いのだろうと思います。障害者枠ですと情報量が少ないため、右も左も分からない状態から試行錯誤でしたので、私の経験がどなたかの参考になればと思いながら、記事を作成します。障害者枠の就職活動について3つに分けて記事にすると以前書きました。今回は応募書類の作成について書いていきます。1.求人の探し方2.応募書類の作成3.面接【求人の探し方】については端的に言うと、ハローワークを利用することやエージェントを利用することのメリット・デメリットを挙げつつ、私にはエージェントを利用したやり方が圧倒的に合っていたとい...
(またしても以前使っていたブログのコピペです。IDとPW忘れてしまいますね…。元URL→https://melimelo-bd.theblog.me/posts/3678636)障害者枠の就職活動(精神障害の場合)①求人の探し方本当は先に精神障害者保健福祉手帳のメリット・デメリット・手続きについて書くつもりだったのですが、先ほど怒涛の面接期間を終えたためか就職活動について書きたくなったので、そのように致します。1.求人の探し方2.応募書類の作成3.面接の3つに関して、精神障害の場合について、私の知っている限りのことを私の感じたように3つのエントリーに分けて書いていきます。このエントリーでは求人の探し方について扱います。 まず前提として、精神障害者保健福祉手帳を持っていることが必要です。なので精神障害者保健福祉手帳を持っていないけれど障害者枠で働きたい、という方はお手続きをして下さい。また、お住いの地域によって求人量に差があります。私の場合はハローワークでかなりの数の求人に出会いましたが、求人が少ないという場合も考えられますので全ての方に当て嵌まるわけではない内容もあると思います。因みに私は東京23区内の20代半ばです。では早速求人の探し方としては「ハローワーク」「民間エージェント」の2つが大きくあります。「就労支援センター」にても、担当者さんが仕事上お付き合いのある企業を...
(こちらも以前使っていたブログにログインできなくなったため、コピペします。元URL→https://melimelo-bd.theblog.me/posts/3697503)精神障害者保健福祉手帳について自立支援医療のエントリーではメリットが医療費の自己負担の軽減と分かり易かったので手続きの仕方から書きましたが、こちらでは先にメリット・デメリットを書いた後に手続きの仕方を書きます。・精神障害者保健福祉手帳のメリット①【障害者枠の求人に応募出来るようになる】私が精神障害者保健福祉手帳を取得したのはこのためです。手帳を持っていないと障害者枠の求人には応募できません。②【税制の優遇措置】こちらはとても細かいので割愛します。詳しくはお住いの都道府県のHPをご参照ください。③【東京都の場合、東京都精神障害者都営交通乗車証の交付】内容:都電、都バス、都営地下鉄や日暮里舎人ライナーが無料で利用可能発行手数料:無料。有効期限:2年発行窓口:定期券発券所。ICカードにも対応しており、普通の人と同じように改札を通ることができます。④【携帯電話料金の割引】・docomo→ハーティ割引内容1.基本料金が無料2.各種サービスの月額使用料が60%割引3.テレビ電話通信料が音声通話料と同額※「ハーティ割引」ご契約の場合、「ファミ割MAX50」「ひとりでも割50」「(新)いちねん割引」「継続利用割引サービス」「定...
(前使っていたブログにログインできなくなったので、コピペします。元URLはこちら→https://melimelo-bd.theblog.me/posts/3671933)自立支援医療制度についてご存じない方もいらっしゃるとのことで、自立支援医療について書きたいと思います。簡単に言うと医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。私の場合だと、自立支援を受ける前までは3割負担だったものが1割負担になりました。(追記→東京都の制度で、1割負担の上限である5000円も都が負担してくれるものがあり、現在は負担額ゼロです)私も最初は知らない制度でした。転院した際にお医者様がご紹介くださり、現在は自立支援を受けることが出来ているため医療費負担がかなり軽減してます。 ここでは精神疾患を持つ方に関することについて書きます。但し、このエントリーだけに頼るのではなく、詳しい情報を必ず厚生労働省のサイトで確認することをお勧めします。併せて市町村のサイトも見ると尚良いです。制度が変わることもあるかもしれませんし、ここでは細かな詳細まではなかなか書けませんので・・・対象となるのは、厚生労働省のHPから引用すると「精神保健福祉法第5条に規定する統合失調症などの精神疾患を有する者で、通院による精神医療を継続的に要する者」となっています。精神通院の場合、自立支援医療を受けられる疾患は以下の通りです...
まず特例子会社とは…〜以下、wikiより〜特例子会社(とくれいこがいしゃ)とは、日本法上の概念で、障害者の雇用に特別な配慮をし、障害者の雇用の促進等に関する法律第44条の規定により、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けて、障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社である。完全子会社の場合が多いが、地元自治体の出資を入れる第三セクターの形を採るものもある。序でに。
双極性障害、昔の言い方だと躁うつ病。その名前の通り、主に躁状態と鬱状態を繰り返すものなのですが、私自身、診断された時にはきちんとした知識はありませんでした。因みに、正しい診断を受けるまでに長い人だと、10年くらい掛かるようです。私は初診で分かったので運が良かったです。双極性障害は発症原因やメカニズムがまだ解明されていません。今でも国立機関などで研究がされています。遺伝的要因とかストレス脆弱性モデルとか、ミトコンドリア内のクエン酸回路のイソクエン酸脱水素酵素の減少とか言われています。兎にも角にも、脳の病気です。心の病気ではありません。さて双極性障害で何よりも大きいのが、一生完治しないという点です。ネットを見ていると「完治する!」なんて書いてあるサイトもあります。ですが何冊も関連書籍を読んだり理研の専門的論文も読みましたが、それらではそんなこと一言も書いてありませんし、主治医にもはっきりと「一生治りません」と断言されています。症状については、躁状態と鬱状態に加えて、あまり言われることがありませんが、混合状態というものがあります。混合状態はその名の通り、躁と鬱が混ざったものです。それらに加えて、症状が出ない期間が続く【寛解】があります。寛解にこぎつけるのは難しいです。私の場合は5年でした。恐らく「完治する!」と言うサイトが言ってるのは、寛解のことでしょう…。寛解すれば、服薬は必須ですが本...
春の風は強くて、念入りにセットした髪の毛もすぐに台無しになった。 それでも春が好きだった。梶井基次郎が「桜の樹の下には死体が埋まっている」と言っていたから。 保健室に荷物を置いてすぐにお手洗いへと向かい、頭髪を整えた。長く伸びた髪をふわふわに巻いたツインテールにさくらんぼのヘアピンが詩音のトレードマークだった。ロリータという概念が存在してくれることが彼女にとって救いだった。それは日常を非日常的な夢物語に変えてくれた。下品で退屈な数多の女子高生たちとは違うのだと感じさせ、一種の選民意識も芽生えさせた。 講堂で行われている礼拝の様子がスピーカーを通して聞こえてきた。読み上げられるマタイによる福音書を無視して、詩音はヨハネの黙示録を読み神の最高傑作であるレビヤタンに思いを馳せた。礼拝当番が自分の話を始めた頃、興味がなかった詩音は窓の外を眺めていた。怯懦、卑しさ、醜悪といったドロドロとしたものを空が濾過してくれたら良いのにと思った。目を瞑ってみたが、空はドロドロによって薄汚れていくばかりだった。 足元にメタが絡みついてきた。元々野良猫だったメタを詩音が保健室に招き入れたのだ。当然ながら不衛生だと言う保健室の先生に頼み込んで、詩音の机がある二畳ほどのスペースでだけメタを入れることが許された。本当はメタ・タルタという名前にしたかったのだが、長いからという理由で却下されてしまったのだった。それ...
どんよりとした鈍い灰色の空の下で里保は凍えながら開場を待っていた。その横を通り過ぎようとした達也だったが、彼女が目に入り足を止めた。儚げな横顔に達也は不思議な魅力を感じた。色のない景色の中で蹲る彼女は、美しい静かな諦念のようだった。滅茶苦茶にしてやりたくなるような女だった。どうにかして話しかけようと思った。周囲を見渡すと近くにチェーン店のカフェがあったので、そこでカフェモカとキャラメルラテをテイクアウトした。「これ、買ってきたので、好きな方をどうぞ」 ぎこちなく二つのカップを差し出した。里保は驚いた様子でキャラメルラテを受け取った。「温かい」 ただそれだけ言って、両手でカップを包んだ。少しだけ表情が緩んだ気がして、達也は安堵した。 その後、二人はこれからライブをするバンドについて当たり障りのない会話をした。と言っても話していたのは殆ど達也で、里保は短く返事をするだけだった。 会場を出ると空は表情を変え、激しい雨を降らせていた。「どうしよう」 里保が力なく呟いた。「こっちに行こう」 そう言って達也は里保をすぐ近くのホテル街へと連れて行った。道中で里保は達也の意図を察したが、断るわけでもなく、ただ言われるがままに達也の後ろを付いて行った。 土曜日の夜、しかも雨であるということもあってか、どこも満室だった。幾つもホテルを探し回ることに少し恥ずかしさを覚えた達也であったが、目の前の獲物...
症状が顕著に出ている時期を越えて、フラットに向かっているときのお話です。あの感覚は極めて独特でした。「今日は何の自分か?」と探りながら起床するのです。怖くもありましたが、フラットのときはとても嬉しかったものです。起床してお洋服を選ぶとき。躁だとド派手なものを選ぶのですが、フラットだと本来の好みのものを手に取ります。思わずふふふと微笑んでしまうくらいに嬉しいものでした。そんな日は、「あぁこれが私だ。そうだ忘れてた。この感じだ」となります。躁状態のときも「これが本来の私だ!」と思いますが、そのようなときの異常な高揚感はありません。これだこれだ、と静かにニヤリとする感じでした。そして密やかな満足感と共に「双極性障害は面白いヘンテコな病気だな」とまで思えるようになります。しかし、回復期はフラットな状態が安定しません。私の場合の躁状態のときのように早朝覚醒してしまい、何かしなければという焦燥感に苛まれることもありました。そのときは残念な気持ちと共に眠剤を飲んで、躁転が収まるように願いながら寝るものでした。少しずつ少しずつ、回復していくのがとても幸せでした。何も出来なかった鬱状態から漫画を読めるようになり、食事も少量ながら摂れるようになり、お風呂に入れるようになり、お洋服を選ぶことまで出来るようになり。このようにして日常生活を取り戻していきました。月並みな表現ですが、まさに灰色の世界に色が付い...
去年の9月30日、私は自殺に失敗しました。とても晴れた日で、心も軽く、「死ななければならない、死ななくてはいけない、死ねばいいんだ、ワァイ」と異常な思考に陥っていました。「死ぬね!」と親しい人に連絡しました。勿論「症状によるものだ、止めろ」とお返事がありましたが、「私は冷静だよ!死ぬの!」と言って全く聞く耳を持ちませんでした。家族と元恋人宛に遺書を書いてリビングにセットして、銀行口座とかも整理して、準備万端。ビルの屋上に行きました。双極性障害の混合状態のせいです。しかし飛び降りが物理的に不可能だったので、次に首吊りに挑もうと考えました。掲示板でやり方を調べて、縊死することを決めました。しかし、どうも死に固執するのがおかしいのではないか、と途中で気付きました。双極性障害のスレッドで「飛び降りようとしたのだが混合状態か?」と尋ねたところ、「明らかに混合だ」とのお返事が複数返ってきました。そこで、ああ、双極性障害のせいか、と漸く納得して希死念慮や自殺企図は収まりました。双極性障害の困ったところは、無自覚なところです。そして躁状態でも「なんであんなことしたのか?」と言われても自分でも分からないのです。自殺しようとしたことも、何であんなに晴れ晴れと企図したのか今考えると甚だ意味が分かりません。丁度うつからの回復期だったので、お風呂も入れてたし食事も少しずつ摂れるようになっていて良い感じだった...
起きちゃった。1.5hしか寝てないのに。眠剤飲んだのに。こういうのを中途覚醒や早朝覚醒やらと言います。最近、普通に寝ようとすると入眠困難だわ中途覚醒しまくりだわで、眠剤を飲んでからベッドに入る日々でした。でも耐性?が出来ちゃったのか、起きてしまいました。うーん、入眠はそこそこ上手くいってるんだけどな。そしてこうして早朝からブログを書くという行為。昨晩一気に数件もアップしていることからも、躁転しかけているのかもしれません。寛解を維持するために、双極性障害の躁転の波に飲み込まれないように、私は先ずは眠剤を飲んでベッドから動かないようにします。ブログを書く程度なら記録にもなるし害はないので、今このようにしてしまってますが…。幸いなのが、起業したい!とかこのプロジェクトを立ち上げたい!とか大学院に行きたい!とかの衝動は今のところまだないことです。躁転と言っても、程度は様々です。可愛らしい?所で言うと、朝4時からエッグベネディクトを作ったり、実家では普段しないにも関わらずお料理に熱心に励んだり。パエリヤやアヒージョ、ラタトゥイユ、アクアパッツァとか作りました。簡単なものですが料理下手なのでそれなりに頑張りました。あとは朝一に家を出て開館前の映画館に並んで最初の上映を1人で観たり。こういうのは散財でもないし万能感があるわけでもないしで、周囲にもたらす害も自分で被る害もありません。軽躁ってやつな...