特例子会社に初めて面接へ行ったお話

まず特例子会社とは…

〜以下、wikiより〜
特例子会社(とくれいこがいしゃ)とは、日本法上の概念で、障害者の雇用に特別な配慮をし、障害者の雇用の促進等に関する法律第44条の規定により、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けて、障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社である。
完全子会社の場合が多いが、地元自治体の出資を入れる第三セクターの形を採るものもある。

序でに。


つまり、特例子会社で雇ってる障害者について障害者雇用率の算定で親会社の一事業所として見做されるメリットがあります。

私のイメージだと従業員の多くが障害者である会社って感じ。規模が大きめのところだと、300名近くの従業員のうち、250名くらいが障害者の特例子会社なんかもあります。一方で、調べたところ10数名しか従業員がいない特例子会社もあるみたい。

特例子会社と言っても、仕事内容も企業によりけりです。郵便物の仕分けや清掃などの単純作業ばかりのところもあれば、仕事の幅が広いところも。

さて本題。

今回は比較的規模が大きく設立からも年月が割と経っている特例子会社に面接の機会を頂きました。

前回の面接は、普通の企業に障害者枠で入るための面接でしたので、特例子会社はこれが初めてでした。

前回の面接については此方。

前回は「リストカットはしますか?」とか「休みませんか?」とか質問されました。いかに健常者と同じでいられるかを知りたいようでした。(そんなん無理じゃんね)

障害者に配慮したくない企業でしたので、まあ仕方ないです。

そして今回の面接。
特例子会社ということで、沢山の障害者の方が働いている企業です。

結論から言うと、面接の質問はほとんど双極性障害についてでした。
「どういうときに症状が出るのか?」「病気をコントロールするためにしていることは?」「働くことについて主治医は何と言っているか?」など。

少し困ったのが、「正社員には責任がつきもので、それにはストレスも付いてくるが、どのようにお考えですか?」という質問。

予め答えを用意する必要はありませんが、しっかりと病識を持って自分の病気を客観視して、自分の状態をきちんと把握できていることは必須だと感じました。

また、特例子会社に面接に行くときには、「一般企業の障害者枠ではなく何故特例子会社を選んだのか?」なども答えられると良いだろうなと思います。

でも一概に特例子会社と言っても、上で述べたように仕事内容も様々なので、何故この特例子会社なのか を述べる方が良いのかな。まあそれはその時々で。

今回の初めての特例子会社の面接では、健康状態についてかなり深く聞かれたことが、一番印象的でした。

病気のコントロール方法は、就活のために限らず、しっかりと把握しないといけませんね。

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Meli Melo

双極性障害患者の小説と病気のお話。