初めて障害者枠面接に行ったお話

ハローワーク経由で就職活動をしています。

やはり名のある企業は人気もあるし求められるスキルも高いので、書類落ちし易いです。

そして最初に出した2社(大手)は書類落ち。次に出した2社(大手と無名)は1社書類通過。書類通過した1社は名前も知らない企業だったのですが、求人票の内容が良かったので応募したのです。


ということで、先日面接に行きました。

結論から言うと酷い企業だった。

「リストカットはしますか?」という質問から始まり、「休みませんか?」「給与などの条件を健常者同じにするので、健常者と同じ扱いで仕事をさせても良いですか?」などの質問。

話を引き出してみると、ハローワーク求人票では残業ゼロと書いてあるのにも関わらず、本当は残業60時間という月もあるとのこと。


リストカットについては、メンヘラというとリストカットが連想されるから、精神障害者もするのではないか、そうしたら客先には出せない、って考えなのだろうな。それにしても不躾だと感じました。


「休みませんか?」「健常者と同じ扱いで仕事をさせても良いですか?」という質問については、それって障害者を雇う気がないのでは?と思いました。「特別な配慮はしません」と断言されましたし。

「罰則金を今までは払っていたけれど、ずっとそうするわけにもいかないので障害者採用を始めたんです」と素直にも程があるお話もされて驚きました。

要するに、罰則金はもう払いたくないけれど健常者と全く同じように使える障害者という駒が欲しいだけなのだろうといった感じです。


面接後、「まだお時間ありますか」と聞かれたので、このまま二次面接などを受けさせられたら困ると思い、「15分ほどなら」と答えてキュービックを受けて終わり。


ハローワーク経由ならホワイトな企業が比較的多いのではないかなどと、ハローワークに対して勝手な安心感や信頼感を抱いていたのですが、そんなことないんだというのが今回の収穫です。


今まではハローワークしか使っていなかったのですが、今回のことがあったので民間の障害者専用転職サイトに登録しました。担当者さんと調整して再来週に電話面談なので、それ以降からそちらは始まっていくのでしょう。


それまでのんびりもしていられないので、昨日ハローワークに再び行きました。今回の面接では無名企業が酷かったですが、名のある企業だからと言ってホワイトとも限らないだろうと慎重になっているので、印刷した求人票を元に今まで以上に入念に下調べをしてから応募したいです。しかし、無名だと下調べしても情報が出てこないことが多いので、応募するのは大手になりそうです…


健常者枠で入った正社員経験が超短期間だけあるだし、そのあとはずっと塾講師などのアルバイトなので、スキルも資格もTOEIC以外は特にない私なのできっとダメでしょうけれど、どこかが拾ってくれるかも知れないので、今は手を止めずに応募していきたいと思います。


そして、民間の障害者専用エージェントとお話をするときに、スキルや資格の話をしたいと思います。そこでMOSなり簿記なりが必要だということになったら、勉強を始めます。そしたら求人探しは一旦お休みかな。


気長に障害者枠正社員を目指していきます。

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Meli Melo

双極性障害患者の小説と病気のお話。