障害者枠の就職活動(精神障害の場合)③面接

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障害者枠の就職活動(精神障害の場合)③面接
障害者枠の就職活動(精神障害の場合)を3つに分けて記事にしています。

1.求人の探し方
2.応募書類の作成
3.面接
今回はラストとなる、面接について書いていきます。清潔感のある身だしなみで行って笑顔でハキハキと受け答えするなどは基本ですし、志望動機や自己PRをスムーズに言えるように準備しておくなどは、健常者も同じなので割愛します。

【応募書類の作成】で書いたように、精神障害の場合は就職活動において障害受容と病気に関する自己分析が非常に大きなポイントとなります。

双極性障害における障害受容については大きく分けると以下のように感じました。

①自分の言葉で自分の双極性障害を説明できるか
②症状が出る契機となるのは何か
③症状が出る兆候は何かあるのか
④症状が出た際にどのように対処しているのか
⑤症状を出ないようにしている工夫
⑥企業側に配慮してほしいこと

「症状出てません!元気です!配慮も不必要です!」というアピールは、企業側からしてみると「本当なのか?」となると聞いたので、自分の病気についてしっかりと自己分析をした上で素直に答えるのが良いでしょう。

①~⑥の答えを考える際には、過去に書いた日記の振り返りや経験の掘り起こしが役に立ちます。それ以外でやっておいて良かったと思うのは、星和書店から出ている【バイポーラー(双極性障害)ワークブック】です。非常に分厚い本なのですが、症状の出る兆候であったり悪化をさせない方法であったりが事例を交えて紹介されています。そして自分で埋める練習問題(エクササイズ)もあるため、自分の病気を見つめなおすのに有益でした。

⑥企業側に配慮してほしいことについては、「業務量過多が病気の症状が出るきっかけになるので、残業時間を20時間にしてほしい」なども言って大丈夫でした。長期的に安定して働くために必要な配慮は遠慮することなく伝えましょう。

面接に関しては障害受容と病気に関する自己分析がポイントですので、人それぞれだと思います。自分をしっかり客観的に眺めて、自己理解を深めてから面接に臨むと良い結果に繋がると思います。

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Meli Melo

双極性障害患者の小説と病気のお話。