(またしても前使っていたブログにログイン出来なくなったので、コピペします。元URL→https://melimelo-bd.theblog.me/posts/4024728)
障害者枠の就職活動(精神障害の場合)②応募書類の作成
本題の前に、先日ある外資系企業から内定を頂きました。
ハローワークを利用していたときとエージェントを利用していたときを合わせると、書類選考は何社受けたか分かりません。因みに、ハローワークのみを利用していたときは、書類作成をしながらだったこともあり、半年間ほど掛けても書類通過すら数社でしたが、エージェントを利用してからは書類通過率が80%になり、約2ヶ月で内定を頂けました。
エージェントを利用するようにお薦めする訳ではないのですが、自分に合った就活スタイルを確立するのが良いのだろうと思います。
障害者枠ですと情報量が少ないため、右も左も分からない状態から試行錯誤でしたので、私の経験がどなたかの参考になればと思いながら、記事を作成します。
障害者枠の就職活動について3つに分けて記事にすると以前書きました。
今回は応募書類の作成について書いていきます。
1.求人の探し方
2.応募書類の作成
3.面接
【求人の探し方】については端的に言うと、ハローワークを利用することやエージェントを利用することのメリット・デメリットを挙げつつ、私にはエージェントを利用したやり方が圧倒的に合っていたというお話でした。
さて、それから日にちが立ってしまいましたが、応募書類の作成について書いていきます。
応募書類と言うと【履歴書】と【職務経歴書】があります。
確かハローワークでお手本が載っている冊子を貰うことが出来たと思います。
私の場合は全てパソコンで作成しました。手書きの方が良いのではとお考えの方もいらっしゃると思いますし、手書きの方が熱意が伝わるという考えも頷けます。ですが、全てパソコンで作成することによってオフィスのスキルをアピールすることも出来ると考えました。
履歴書はネットに落ちているテンプレートを殆どそのまま利用しました。ただ、志望動機をしっかり書きたかったので、不要な欄は小さくして志望動機の欄だけ大きくするなどの調整をしました。
職務経歴書はネットに落ちているテンプレートを参考にしながら、ゼロから自分で作成しました。
志望動機については、【その企業を選んだ理由】と【自分の能力を活かせると言える理由】に加えて、企業が障害者へのフォローを充実させていることなど障害への配慮面を入れても良いと思います。
職務経歴書はかなり工夫して作成しました。
職務経歴書は【経歴概略】や【職務経歴】【取得資格】【自己PR】などを書くのが一般的です。ただ、私はそれらに加えて【持病に関して】【再発リスクの管理】という欄を設けました。
普通、企業の方は精神疾患(私の場合は双極性障害)について知らないことが多いです。また企業として危惧していることは「接し方が分からない」「すぐに辞めてしまわないか心配」ということがあります。そのため、自分の双極性障害について説明し、それに対してどのように向き合っているのかや、どのようにコントロールしようとしているのかを伝えるようにしました。
この欄はだらだら書くと読みづらいので、項目毎に分けて箇条書きにしました。ハローワクの職員さんや就労支援センターの担当者さん、エージェントの担当者さんにも好評でしたので、お薦めできるかと思います。
精神障害の場合、障害受容が非常に大きなポイントです。どのような病気で、どのように予防また対処しているのかを分かり易く伝えられると、書類通過率も上がるのではないかと思います。
Meli Melo
双極性障害患者の小説と病気のお話。
0コメント