多弁やら観念放逸やら性的逸脱、睡眠欲求の減少、異常な活動量の増加、快楽活動に熱中、万能感などがあります。
私は双極性障害I型なので、それを念頭に読んでください。
(II型は軽躁、I型は激躁にもなる疾患です)
つまり、喋りまくるしアイデアはどんどん湧いてくるしビッチになるし寝られないし(それでもとても元気)、やりたいことだらけだしやりすぎるし、散財しまくるし、私最強といった感じ。人によっては創作活動に取り組みまくるというのもあるみたい。
躁状態は兎に角元気で生き生きしてます。でもビッチで男友達失くすし性病にもなる可能性あるし、散財でクレジットカードの請求やばいし、万能感で無謀な起業やらプロジェクト立ち上げやらするので、鬱状態よりもタチが悪いと思います。
そして躁状態のあとに来る鬱状態で、失くしたものや残った借金によって余計に苦しみます。
クレジットカードのリボ払いは2年経った今も残ってます。あと前にも書きましたが、私が躁状態で一番最悪だったのは、「私は自由になる!」と意味の分からない清々しい気持ちになって、心から大好きだった人に酷い方法で別れを告げてしまったこと。気が付いて激鬱になりましたが、戻って来るわけもなく。
躁状態は周りの人を巻き込みます。そして迷惑を掛けたり、疎遠になったり。お金だけじゃなく人や信頼も失うのが大きいかな。
本人は元気そのものなので、双極性障害患者の人の中には、躁状態にならないかなぁと思ってしまう人もいるようです。しかし本当に怖いのは躁状態なので、絶対にダメだと思います。
II型の場合は軽躁なので、少し調子が良いかなくらいらしいです。そしたら躁状態を望むのも想像はできますが、、。
私の場合はI型なので、ぶっ飛びすぎて唐突に留学に行ったりプロジェクト立ち上げて狂ったように取り組んで多くの人を巻き込み、多くを失ったので勘弁ですが。
また、完璧に躁状態に陥るとと周りの忠告に耳を貸しません。だって、症状だという認識がないから。私の場合、躁状態なりかけなら周りの人の言葉で「そっかこれは躁なりかけか。危ない。」とブレーキをかける事も出来ます。でも、入りきってしまうともう手遅れです。そしてそのあと来る鬱状態でどーんと落ちます。
躁は人もお金も信頼も失う、とても恐ろしい症状です。
Meli Melo
双極性障害患者の小説と病気のお話。
0コメント